エルサルバドル産コーヒー豆

Finca El Gobiado ブルボン ナチュラ

 

最初に焙煎してみたのは、エルサルバドル産のブルボン ナチュラルです。

ラベルに詳細が書いてあってとてもありがたいです。

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パッケージ

真空パックのように、ちゃんと包装されていて扱いやすかったです。

欠点豆も多分1Kパッケージの中で数える程ではないでしょうか。

 

生豆を見てると、少し茶色がかっているけれど、どことなくみずみずしさが残っているような豆でこれまで色々と豆を購入して焙煎してきましたが、初めて見る印象でした。

これは一味違いそうだ!と直感しました。

 

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生豆

 

個人的な好みとしては、Peet's coffee の大ファンで深煎りが好きなのですが、最初なので、中煎り+で焙煎してみました。

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中煎り

焙煎した翌日に飲んでみましたが、ラベルにあるようにベリーのようにフルーティでフルボディな味わいでびっくり感動ものでした。

 

正直、スペシャリティコーヒーでは、フレーバーホイールで「シトラスのような」「ワインのような」とか「ストロベリーのような」とか表現をしますが、まったくさっぱりわかりませんでした。

どちらかというと、お高くとまりやがってと思っている人でした。

 

しかし今回ばかりは少なくとも、ベリーっぽい!ぐらいの感覚値で感じることのできた初めてのお豆さんでした。

 

何冊かコーヒー関連の本を読んでみましたが、味の決め手として、

豆の品質6割

焙煎 2割

抽出 2割

みたいな言われ方をしたりしますが、これほど納得したことはなかったです。

 

いや、多分、品質がイマイチな豆でもそれなりに美味しくはなるんだと思います。

ただ突き抜けたうまさは豆の品質(鮮度?)によるのだと、はっきりと認識ができたということがとても嬉しく、私のコーヒー焙煎人生の中でとても有意義な経験となりました。

 

たぶんこの豆から受けた衝撃はこれからも消えることはないでしょう。

 

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